人生の結論/小池一夫(朝日新聞出版)

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こんな人におすすめ

①生き方に悩みがある人

②大人とは何か気になる人

私が読もうと思った理由

日頃からいい人生ってなんだろうと考えることが多く、『人生の結論』という題名を見たときに、ビビっときたから。

「はじめに」に目を通したときに、

日本の大人の男には金を持ったに過ぎない子供の大人が多すぎる。大の大人の暇つぶしが課金ゲームではいけないし、コーラで飯を食ってもいけないし、聴いているCDに握手券が付いていてもいけないのである。大人の男として扱われたいのなら、大人の男になれ。いつまでも少年のふりはできないのだ。

人生の結論 はじめに

に共感した。しかし、大人の男の定義が私には分からなかったため、それを知りたいと思ったからである。

まとめと感想  ★★★★★

読んで良かった。

題名の通り、著者の人生で得られた人生論、大人とは何かが書かれてあり、非常に勉強になった。

著者の周囲の人たちに起きた出来事を例として挙げてくれており、共感できる部分が多かった。

ちなみに「はじめに」で私が疑問に思った大人の男は、「最後に」で著者が定義付けている。

「人を傷つけることもあるし、傷つけられることもある」ということを理解している人

「誰かを許し、自分も誰かに許されていること」を理解している人

人生の結論 最後に

私がこの本を読んで得た大人の男の条件は以下の6つである。

①余裕があること

②自己認識が正しいこと

③他人を許せること

④経済的に自立していること

⑤美しいものを美しいと感じられること

⑥自律していること

次に読みたい本、調べたいこと

①許すとはどういうことか

②外見で人の内面が分かるのか

③相田みつをの詩

④素敵な言葉

⑤美的センスについて

⑥永田和宏、川野裕子の著作

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